白黒つけちゃう思考癖に気づいたら『や~めた』って切り替えるようにしてる。
けど、気づかないままだと『や~めた』も当然できない。
自分の思考をよくよく観察しているつもりだけど、面白いほどに盲点がたくさん!笑
特に、手放したいと思っている感覚についての白黒は気づきにくい。
わたしの場合だと罪悪感や無価値感。
『この感覚さえなければ、かなり楽なのになァ…』って毎回凹む度に感じちゃう。
ちなみに、自分との信頼関係が元々ある人へは伝わり難いので罪悪感を補足すると、
『やっべーやっちまった…。次から気をつけよう。テヘペロ♪』的な感じではなくて、
自分を責めちゃうタイプの人の罪悪感は、自分が生きてることへの罪悪感なんだよね。
『そんな重く考えなくていいのに…』って思われるのは重々承知なんだけど、
自分のことを1番に考えられず、色々なことを自分の責任だと結び付けて生きてきた人たちにはそういう思考の癖があるんだよね。(もちろん個人差はある)
で、この罪悪感とか無価値感は感じる度に非常~~~~にしんどいもんだから、
これに気づいた人たちはわたしを含め『なくしたい感覚』のトップになると思う。
わたしもドーンと落ちるたびにこの感覚に圧倒されてきたから、さっさとどうにかしたいと思いながら約7年試行錯誤。
最初は自分へ本気で優しくしていくことから始めていった。
『自分を否定しちゃう自分さえ否定しないぞ!』って決めて、とことん自分へ毎瞬OK!を出しまくる。全部OK。全部肯定。小さな勇気を出しながら1つ1つOKを出していったら、だいぶ頭のなかが静かになった。今では自分を否定する声はほとんど聞こえない。
が!
なぜか時折、きちんと自分が決めたことなのにも関わらず不安を感じてザワザワと罪悪感がよじ登ってくるような感覚になることがある。
その感覚に自分は気づいていて、
『ん?自分で決めたことなんだから別に罪悪感を感じなくていいんだけどな~?』
って、自分へ伝えてもその感覚がなかなか消えず悩むばかり。
せっかくなので、悩んだ際に『毎回同じことの繰り返しだから、何かやり方が間違ってるのかも?でも、これを無くすにはしたらいいんだ?』と悩みながらも静かに考えてみた。
15分ぐらい『あーでもない、こーでもない、うーん。』と悩んで… 閃いた!
『…あ!罪悪感とか無価値感を無理やり消そうとするから苦しいんじゃん!!?』
そう、最初でも話したけど白黒つけちゃう思考癖が消したい感覚を際立たせてたことに気づいた。
『罪悪感や無価値感を感じている自分は、そうではない人たちに比べて劣っている。』
『罪悪感や無価値感がなくなれば、自分は自分らしく生きられるのに…。』
『これさえなければ!これさえなければ!』
…これね、言葉で伝わるかわからないけど、一旦今ある全て(自分の全部)を認めたほうが楽になれる。ゼロ地点に戻れる。大丈夫の感覚になる。って言いたいの。
なぜなら、自分たちは本当のところで『全てが在るから豊かだ』とか『問題なんて本当ない』と知っているから。
でも、人間的な白黒つけちゃう思考で『排除しよう!』とか『消そう!』とかやっちゃうと、コインの裏表のように【全てが(どちらも・どれも)在る】真理が崩れちゃうから、逆に自分が全てが在ることを認めるまで『不要だ!』と思ってるものがイヤでも目の前に現れてくる。余計に強く感じる。ということが起こるんじゃないか?って思ったの。
実際その考え方を元にして、
『あ。無くさなくていいんじゃない?ネガティブもポジティブもどっちもただ在るだけだから。っていう視点でただ観ておけばいいんじゃない?そしたら勝手に罪悪感も無価値感も薄くなるかも。』っていう気づきを自分へフィードバックしてその視点に立ってしばらく経ったら、罪悪感がウソみたいに消えた。自分でもそのスピードに驚いた。
感じたくないものは感じたくないって素直に思っていいと思う。
でも、それを否定したり消したりしようとすると、今それを感じている自分をも一緒に否定したり消したりしていることと同じになってしまうから、それはやらなくて大丈夫ってことね。
こういう目に見えない心の葛藤というか見えない感覚を扱う手順って、同じように感じてる人たちしか取り扱えないと思う。わたしは『良い』でもない『悪い』でもない、『全てOK』の視点で心が少し楽になったよ。
全て(本当の自分)との一致。というとわかりにくいかもしれないけど、中庸・中道と言われるものもきっと同じことなんだと思う。
何も否定しなくて大丈夫。
何も排除しなくて大丈夫。
全て、全て、在って大丈夫。
どんな自分(あなた)でも本気で大丈夫。
今回また1つ、今の自分を本気でOKできたことで、新しい希望がうまれた。
似たような感覚がしんどくてツラい人たちも、絶対に楽になっていくから自分を諦めないでゆっくりゆっくりと歩いてほしい。
お茶目に白黒つけちゃう思考癖も在って大丈夫。
それに気づいたら視点を変えればいいだけだから。
今の自分をわたしがとことん応援しているように、
今どんな状態のあなたであっても全て大丈夫だし全て応援してるよ!