~ゆるふ らいふ~

緩んでホッとして我に還っていくわたしの記録

今の自分を受け入れる

今日はプールの続き。

これね↓

funfunhappiness.hatenablog.com

 

深く潜ってしまった後の話と、飛び込み台の高さを低くする話をするよ。

 

AさんとBさんの違いは、

今の自分をどれだけ等身大で受け入れているか否かだというのは前に書いたけど、

これは飛び込み台の高さだけではなく水深や浮上にも関係してくる。

 

ここでいう水深は "悩みの深さ" で、浮上は "気分の切り替えや自信" のことを指す。

 

実際の泳ぎにしても、潜ったあとに水面へ出てこなければわたしたちは息ができない。

それを知っているので水に潜った時は水面にあがって息をしようとする。

 

当たり前じゃないかと思うかもしれないけど、

自分に『もっともっと』を課して生きてきたBさんたちは心の面で息ができていない。

 

高い飛び込み台から飛んで深く沈んだ後、自力で水面にあがれるなんて思えないのだ。

 

なぜなら『自分には自分を助ける力なんてない』『他の誰かにしか助けられない』と、

自分の無力さや無価値を信じて生きてきたから。

 

そう思ってしまう背景には自分でも気づいていない様々な無意識が働いていて、

気づいた本人でさえも『まさかそんな風に自分が思っていたなんて…』

という具合なのだから、誰も何も悪くないことは認識していて欲しい。

 

ただ、この生き方はとてもとても大変。

 

飛び込み台は無意識に高いは、水に入ったら深く沈んでしまうは、

さらにここで『自力では浮上できない』と信じてしまっている…となると、

実際のプールでは心の中で助けを求めながら溺れ死んでしまうシチュエーションだ。

 

そんなもったいないことにならないためにも、

『助けを求めていい』『助けを求める自分を信頼していい』『必ず浮上できる』

と、わずかでいいから心の手足を動かして水面に近づいてみてほしいな。

 

本当にしんどい人は『もうほっといて』と思ってしまうかもしれないけど、

その『もうほっといて』でさえも、『もっともっと』から派生したものだったりする。

 

あまりにも『もっともっと』と頑張ってきたから、

もう飛びたくもないし浮き上がりたくもない。そんな気持ちになるのもわかる。

自分がそうだったから。

 

でも残念だけど、わたしたちは必ず自力で何とかできる元々の才能をもってるのね。

才能の使い方を思い出すのには時間がかかるけど、必ず思い出す。

 

だから、もし『自分を信じてみよう』と思うタイミングがきたら、

覚束ない犬かきみたいな必死さでかまわないから、

とりあえず自分を助けられそうな方法を自分で色々やってみる。

 

やってみる。をすることだって『自分を信じている』からできることなんだ。

 

プールの水底で『このままわたしは死ぬんだ…』と信じ込むことも否定はしないけど、

本当はちゃんと選ぶ力をみんなもってる。

今はただ、自信という才能を少し忘れているだけ。

 

わたし自身、なりふり構わず犬かきMAXでめちゃくちゃ藻掻いてきた。

少し水面に顔が出せたかと思ったら沈み、沈んでは犬かきで水面を目指す。

 

でね、これを何度も何度もやってるとそれ自体が『自信』になることに気づいたの。

 

こんなにも自分をコントロールするのが下手っぴでも、ここまで生き抜いている。

それだけでもう『すげー!!』っていう褒めポイントだし、

だんだん浮上にかかる時間も短く、早くなってくる。

 

自分を信じて『助けて』って言えたり、『今は無理』って素直に言ってきた。

 

自力って、自分で全部やるってことじゃないんだよ。

 

最初に伝えたとおり、

 "今の自分をどれだけ等身大で受け入れているか否か" が重要なのだから、

『助けて欲しい時は助けを求めていい』『今は無理だから誰かにお願いしていい』

と、沈んでどうにもならない時は『今の(状態の)自分を受け入れる』のが自信。

 

ここが要。

 

そうやって、ゆっくりゆっくり今の自分を信じながら犬かきをしていくと、

ある時から本当の意味で自力を発揮できる時が勝手に、必ずくる。

それが無意識の領域が少し変わった瞬間だと思う。

 

『もっともっと』がなくても、今のわたしは十分に素敵だし誰かと比べなくて大丈夫。

 

今の自分を等身大で受け入れていった結果、そんな風に無意識が書き換わっていくと、

高飛び込み台の高さはいつの間にか低くなり、飛び込みも徐々に怖くなくなってくる。

 

わたしは今までの体験からそう信じて、今の自分をそのまま受け入れている。

焦っちゃう時も多いけどね、ちょっとずつ『もっともっと』を手放していきたい。

 

プールの例え、わかりにくかったかもしれないけど何か伝わったらいいな。

ではまた。

 

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