仕事をしてた時によく食べていたコンビニの焼きうどん。
『そういえば、わたしって焼きうどん好きだったなァ。』
普段はほとんど料理をせず、する時は決まって冷蔵庫の掃除を兼ねる時。
痛みかけの野菜を見つけたらレシピを調べて食べられる物を作るだけ。
料理というより、処理と言ったほうがしっくりくる。
それに加え、
誰かが好きだと言ったもの、季節的に合った味(温冷)、ご飯に合うもの。
料理に正しいもクソもないけど、そこに自分の好みのようなものはほとんどなかった。
『とりあえず食べられそうな物を作っておけば、少しなりと母の助けにもなるはず。』
数少ない料理の目的の要はここ。自分でもわかっている。
でも今日は自分が好きだった物を自分へ向けて作ってあげることができた。
1週間以上前から作りたい気持ちはあったけど体力不足やら泊まりの来客やらで、
タイミングを逸していたため『ようやく』できた感はすごいが、
初めて作った焼きうどんの味は想像以上に美味しかった。
『そうそう。コンビニの焼きうどんもこんな感じだった♡』
一口目で笑みが出るなんてよっぽど嬉しかったんだろうね。わたし。笑
正解はないにせよ、
『料理って本当はこういうやつなんだろなァ。』なんて思ったりした。
誰かのために。も素敵だけど、まずは自分のために。はもっと素敵で尊い。
嘘のない笑顔は誰かをもきっと笑顔にする。
これからも自分が好きだった物をゆっくり思い出して探して拾って、
今の自分に合わせたプレゼントとして届けていこうと思う。
『好き』から自分を知る。
を、1つ1つやっていく。