~ゆるふ らいふ~

緩んでホッとして我に還っていくわたしの記録

自分を心地良い状態に

今日は久しぶりに散歩をした。

 

すぐに疲れてしまうので身体を動かすことが余計に減りがちなわたしだが、

元々歩くことは嫌いじゃない。

 

学生の頃、海が見たいなと思い立ち、往復4時間かけて海まで歩いたこともある。

(道がわからない状態だったので、海岸線沿いを歩いていったら結果そうなった。)

でも、それはそれで楽しい思い出になっている。

 

そんなもこともあってか、

今はとりあえず『歩きたい』と思い立ったら歩くようにしている。

 

散歩中は家にいると味わえない色や香りがひときわ際立つから面白い。

 

銀杏の実のくさ~い香り、納骨堂からの家とは違う線香の香り、

衣料品店の新しい服の香り、筆で書いたような雲の白、赤とも黄とも言えない夕陽。

 

そういうのが素直に嬉しいと思えるのも、きっと今だからだと思う。

仕事をしていた時はそもそも『感じる』ことがほとんどなかった。

何かをこなすことばかりで瞬間を味わう余裕もなく、空を見上げることもなかった。

 

そんなことを思いながら目的の場所に到着。

散歩の途中で衣料品店に寄ることは決めていたので入ってぶらぶら。

 

安くなった秋物の余りでもないかな~と密かに思ってたけど、

さすがに遅すぎたようで冬物ばかりだったが、なぜか秋物の値引きパジャマはあった。

 

大人になってからパジャマを着たことがなかった。というか、

別に欲しいと思わなかったので着ていなかったのだが、

ただでさえ少ない長袖をパジャマ代わりに着るとどうしてもすぐに痛んでしまう。

 

ひきこもり絶好調の時は家から出ないので別に気にも留めていなかったけど、

少しずつ動けるようになってきたのと同時に、着るなら心地良い状態で着たい!

と思うようになったので今回は値引きパジャマを2セット買ってみた。

 

自分を大切にしていくと、自分を心地良い状態にしてあげたいと思うらしい。

あとは、物を大切に使ってあげたいっていうのも出てくる。

 

些細な変化かもしれないけど、自分にとっては初めての感覚だ。

 

あと、コンパクトな財布がほしいと思って昨日ネットサーフィンをしていたせいか、

期待もしていない衣料品店でなぜか欲しい形の財布を見つけた。

手のひらサイズなのでパッと見、カード入れ風だが思ったより入るし持ち歩きに便利。

 

品質は知れたもんだろうけど、1000円ほどで買えて嬉しかった。

(嬉しいので何度も手に取ってはパカパカと開け閉めをして遊んでいる。)

高価だろうが安価だろうが、持っていて幸せになれる物がそばにあるのが1番だね。

 

そんな散歩からのラッキーだけで今日が終わることを夢見て早くに布団に入ったのに、

1時間半ぐらい経っても全然眠れなかったので、

明日食べようと思っていた餡団子を囓りながらブログを書いてみた。

 

そんな具合で、思いがけず嬉しいこともあれば、思いがけず残念なこともある。

でもその時にできるだけのことをして、全部味わってやろうと思ってる。

 

今日の散歩みたいに1歩1歩。楽しんで進む。それだけで全て万々歳。

 

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