~ゆるふ らいふ~

緩んでホッとして我に還っていくわたしの記録

罪悪感が辛すぎて死にたいあなたに伝えたいこと

「ここに生きているだけで、もうすでに完璧ですからね。」

 

「罪を犯していても?」

 

自分が作ったと誤解している罪を思い出し、半分泣きながら聞いてきたその人に言う。

 

「罪のある人なんか誰もいませんよ。たとえそれが犯罪者であったとしてもね。」

 

前半は頷けても、後半の台詞には頷けない人が多いのはわかっているけど、

わたしは敢えてそう言うことが多い。

 

ダメなこと、やってはいけないこと、ここには様々なルールがある。

決してそれを許可しているのではなく、

あくまで罪という結果は "失敗" だと捉えている。

 

『殺人犯も失敗だと言うのか!!』

 

と、言われるかもしれないけど、今のところは『そうですね。』としか言えない。

殺人犯の赤ちゃん時代、

『よーし!大きくなったら人を殺すぞっ♪』と思っていない限りの話だが。

(わたしが誰かに殺された時は殺人犯に同じ死を望まないよう家族には伝えているよ)

 

まァ、誰かが作ったルール上の罪の話はこれぐらいにして、

話したかったのは "罪悪感" のほう。

 

『わたしなんか生まれてこないほうがよかったんじゃないのか。』

 

『周りに迷惑ばかりかけるわたし。こんなんだったらいっそ。』

 

こういう深い罪悪感だけに限らず、人はみんな罪悪感をもつ。

(あるんじゃなくて持つ)

 

・自分のことをどう思っている状態なのか?

・自分を客観的に観て罪悪感が出た時の対処がわかっている状態なのか?

 

罪悪感に深く悩む人とそうでない人の違いは意外とシンプルなのでは?とも思うが、

深く悩む人の氣持ちだけは体験があるので多少なりともわかるつもりだ。

 

我慢をすることに慣れすぎていたり、うまく感情を出せなかったり、

自分のことが好きになれなくて、でもこんな自分でも誰かに愛してもらいたくて、

たまに誰かに甘えるとやっぱりわかってもらえなくて消えたくなるとかさ。

 

色々あるよね。

 

自分がなぜこんなに苦しんでいて、なぜ生きづらいのかが知りたいのにわからなくて、

でもやらないといけないことはたくさんあるからやらないといけない!って頑張って、

でも周りはそれを全然見てくれていないって感じて、イライラして心身が壊れ始める。

 

毎日毎日、

限界を超えてまで頑張っていることにさえ氣づかない頑張り、もうしたくないのにね。

 

ずっとずっと我慢をして頑張り続けてきたよね。

ひとりでさ。平氣な顔をして、周りには『大丈夫大丈夫!^^』って言いながら。

本当は全然平氣じゃないし、全てが灰色に見えてて全然笑えないのに作り笑いしてさ。

 

ただ、そんな頑張りの全てを知っている人が、この世界に1人だけいるね。

 

そう、あなた自身。

 

『こんなの頑張ったうちに入らない!もっと頑張らなきゃ!!』

 

って、泣きながら自分に鞭打ってきたのも、

 

『こんな自分なんか死ねばいいのにっ!!』

 

って、たくさんたくさん自分を追い込んで苦しかったのも、

 

あなたが全部受け止めてきたね。

 

今見えている景色はもう永遠に変わらないって思うかもしれない。

わたしもそうだったし、そう思っていたから生きていても絶望しか感じられなかった。

 

でも今、その絶望を通り過ぎてわかったことがあるんだ。

 

それは、

生きていると、

思ってもみない命の転機が本当に起こるってこと。

 

もちろんその間にはネガティブなこともたくさん起こるけど、

自分が想像し得ない展開により大きな氣づきがもたらされて、

 

『生きてみよう』

 

と自然に思える時がくるんだよね。

 

生きてみようなんてね、

わざわざ思うような人生ってどれだけハードなの!ってツッコミも入れたくなるけど、

自分の全てと本氣で向き合っている人ってまじで強いのよ!っていうのも伝えたい。

 

事実、自分の全てを認められている人は強い。

『こんな自分ダメだ!!』と思っている自分さえも全て認めるからね。

 

自分の弱さを愛し始めた人は、誰かの弱さも愛せる強さをもつ。

そして、誰かを愛せる自分を愛することで、罪悪感は徐々に居場所をなくしていく。

 

急には無理。でも、生きていたら変わる。

 

嘘だって思うかも知れないけど、昔の自分にもわたしは同じことを言うと思う。

それぐらい人生って何が起こるかわからないし自分だけの変化を味わう楽しみがある。

 

死ぬこと以外に今の状況から解放される展開と手段が自分には残されているって、

今はただ知ってほしいし、あなたの人生をあなたに信じてほしい。

 

余談だけど、自殺をする瞬間のその人の想念(波動)ってね、

似たような波動域にいてキャッチしやすい人には思いっきり飛ぶんだよ。

(どんな方法で死んだのかもわかるし、顔や髪型、全部わかったよ。昔の話ね。)

 

死ぬなとは言わないし言えない。

わたしも一桁の年齢で思いっきり未遂したあとも、遺書を何枚だって書いた口だから。

 

でもね、死んでいたら見られなかった自分の人生が、

思ったよりも面白い展開で何とも愛おしいことになっちゃう体験は伝えたいな。

 

昔のわたしに今のわたしが『ありがとう』を伝え続けているように、

今のあなたにも『ありがとう』を伝えている "あなた" は必ずいるよ。

 

 

どうか、

あなたがすでに自分と周りの全てに与えているその豊かさに氣づいて、

 "わたし" の代わりに自分をぎゅっ♡と抱きしめて愛してあげてね。

 

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真っ暗な土や泥のなかを体験したからこそ、わかる光もある。