~ゆるふ らいふ~

緩んでホッとして我に還っていくわたしの記録

自分が1番居たかった場所

渡辺直美さんが質問に答える動画を観ていた時、

彼女が言った『ホーム』という言葉に心が反応をした。

一体何だろうかと思ってまじまじと自分の様子を観ていたら、あることを思い出した。

 

わたしはずっと、自分の還る場所を探しながら生きてきた。

 

中学生の頃から『もう還りたい…』と、

どこへ還りたいのかもまったくわからないのに無意識に還る場所を泣いて渇望してた。

 

どこにもホームがなかったんだ。

心にも、目の前の現実にも、その時はどこにも安心できる場所がなかった。

 

でも、今ようやく心にも目の前の現実にも『ホーム』ができた。

還っていい場所ができた。

驚くべきは心のホームのほうが圧倒的にでかくて目の前の現実に勝ること。

 

本当はずっとそこにあったんだろうけど、自分で家出しちゃって迷子になってた。

35年かけてやっと戻って来られたし、気づけたんだ。

 

そう思ったら涙がすごいボロボロ出てきて、今もボロボロしながら書いてる。

安心の涙。

 

でね、

ホームがあるってことを改めて噛みしめてたら、

『じゃぁ、もっとホームを創ってもいいじゃん。』

って思ったんだよね。

 

もっと自分が安心できるフィールドっていうか、

もっと自分を表現できる場所だったり、

もっと自分が心地のいい場所を増やしたっていいじゃん。って、素直に思えた。

 

そう思うことにやっと許可が出たって感じもした。

言葉じゃうまく伝えられないけど、意識の解放が起こった。

 

目の前の現実、環境は、ひきこもり当時とさほど大差ない。

なんなら今だって外にはほとんど出ていない。

 

けど、わたしは今、自分が1番居たかった場所にいる。

 

自分で自分を居させてあげることができてる。

それが嬉しくてたまらない。

 

還りたかった場所は、何の条件もない安心感のなかだった。

その意識、そのど真ん中。

 

自分がこれからどんな変化を起こすのかは自分でもさっぱりわからないけど、

たんぽぽの綿毛みたいに、気の向くままに流れるままにふわ~っと動きそうだなって。

 

ふと、風みたいな人だと4年前に言われたことがよぎったよ。

 

ふわ~っと心地よく、自分に身を任せ、流れていきたい。

 

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