~ゆるふ らいふ~

緩んでホッとして我に還っていくわたしの記録

それでいい

別に何かをしなきゃいけないわけじゃないのに、

その何かがわからなくてどうしようもなく落ち着かない。

 

ここにいる幸せをただ享受すればいいだけなのに。

ただ居るだけでいいのに。

 

ここで何をしているんだろうという得体の知れない気持ちになる。

 

ただ生きればいいのに。

 

別に何もしなくていいのに。

 

なんでだろう。

 

自分を起こすかのように改めて周りを見渡すよう促して、

 

『ほら、ほら、こんなに全てがあるのに。』

『こんなに満たされているのに。』

 

そんな頭の言葉が余計に現実感を引き離す。

 

拭っても拭ってもボタボタ垂れる涙と鼻水だけが現実のよう。

 

"ズレている"

 

そうわかっていながらガタガタと揺れる人間らしいわたしを感じ、

わたしの口元はニヤリと笑う。

 

『いいよ。そんなネガティブもいいじゃない。』

『いくらでもバランスとってやるよ。』

 

ぼーっとする頭でまた周囲を見渡す。

 

さっきと同じように愛猫が布団の上でお腹を上下させている。

 

キーボードに置いた指先が熱い。

 

その温度を確かめていたら愛猫が起きてご飯を食べる。

 

 

 

ズレようがズレまいが、結局関係ない。

 

泣こうが喚こうが笑おうが、【全て】はそんなの知ったこっちゃない。

 

感じることが生きていることだから。

どう感じるかも自由だから。

 

振り返ると何もかもがOKになる。

 

そうやってバランスをとることを面白がりながら生きていけるといい。

 

肩の力をぬいて、深い呼吸をして、指先でカチャカチャ音を出して、

今この瞬間に戻れることを信じて繰り返すといい。

 

それでいい。