~ゆるふ らいふ~

緩んでホッとして我に還っていくわたしの記録

教師たちのイジメの暴力シーンはほどほどにしてほしい件。

今、日本では教師たちが行ったイジメについてのニュースが溢れている。

 

『どうせ暴力的なシーンが流れているはずだろうから』

と、積極的に情報を得ることは控えていたのだが、

今朝たまたまつけてあったテレビでもろにその暴力シーンを観てしまった。

 

その瞬間、

みぞおち辺りが凄まじい勢いでモヤモヤし出し、

肩から頭にかけて急激に重くなりはじめるなど、

言葉にならない不快な感覚から一気に身体に "症状" として現れた。

 

身体の声とはよく言うけれど、本当にダイレクトに身体が反応した。

 

暴力シーンで被害者が発した震える言葉を聞いて、

自分がイジメを受けた時に感じた強烈な恐怖のエネルギーへと、

無意識にアクセスしてしまったのが原因ではないかと思う。

 

なぜなら、

一緒にニュースを観ていたイジメ体験のない母は、

怪訝な顔はしつつも自分でしっかりと心のバランスをとれていたからだ。

 

『これは早めに手を打たないとまずそうだ』

と思い、視点を変える作戦をとった。

 

『これはわたし自身の体験ではない』

『加害者たちが放つ言葉は加害者たち自身へ向けて放たれているものだ』

『被害者も自分がどれほどの存在価値をもっているか理解していない』

 

批判や評価ではなく、自分の感情をコントロールするための手段の言葉だ。

 

出来事のパーツを1つ1つ分けて観察し、目の前のことを客観的に捉える。

そう努力したが、やはり揺れ出したエネルギーが急に落ち着くことはない。

 

1時間ほど横になって休むと頭全体の重ダルさは多少落ち着いたが、

10時間近く経った今も頭痛は止まらない。

なんてお茶目なデリケート具合なのかと自分でも驚くが今は仕方がない。

 

頭痛薬などは飲まずに、

こうやってアウトプットをしたりのんびりして心身ともに整えている次第だ。

それでもまァ、今までよりは回復が早いので順調だと言える。

 

とりあえず、今回のニュースに関して好き勝手述べるならこうだ。

 

① イジメが本当ならば犯罪。

② 暴力シーンを安易に公共の電波で垂れ流すんじゃない。

③ "教師なのに" けしからん!とか言っている人は、

   もはや社会全体がイジメ社会なのをスルーし過ぎ。

 

だなァ。

 

子どものイジメは大人のイジメを真似しているだけだし、

その土台は自己肯定感が低くなるような『比べる教育』の賜物だし、

そもそも今の社会が搾取システムという名のイジメシステムなのに、

枝葉だけみて糾弾に終始するのは、どんだけドMで近眼なんだい。

 

とか思うわけ。

 

イジメを受けてさ、台風被害を受けてさ、

避難所で垂れ流されているテレビで暴力シーンを観ちゃう子だっているんだよ。

わたしみたいな大人だっているのに、

受け身しか知らない子たちはどうするんだい?誰が心のケアを施すんだい?

 

暴力的な情報を含むニュースが悪いとは敢えて言わないけれど、

誰もが観られるテレビに暴力シーンを何度も何度も安易に流すのは愛がない。

数字が稼げればいい人たちの創造力は皆無だから言っても無駄だろうけれどね。

 

わたしについては、わたしがもつ体験や考え方と向き合うただのきっかけ。

でも、体験したからこそ創造できるので似たような人たちの心配もできる。

 

良いも悪いもないのはわかっているけれど、こういう狭間でよく揺れ動く。

そんな揺れさえも慈しみながら今を味わえるようになるといいな。

と、好き勝手言いながら今を味わってみた。

 

まだ頭痛は… 止まない。 が、負けない。