~ゆるふ らいふ~

緩んでホッとして我に還っていくわたしの記録

夢さんぽ

不思議な夢を観た。

 

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幅の違う階段を、下へ下へと降りていく。

 

まるで文化会館のようなそこは、

下に行けば行くほど高さが際立つステージとも近くなる。

 

不規則なリズムを奏でながら階段を下りきり、

ステージに近い前列の椅子に腰を下ろす。

 

ステージの上では高僧のような出で立ちの男性が座している。

 

その男性を囲むように、

ステージの下では人が群がり、

白い封筒に入ったお金やその他の供物を彼に投げ入れている。

 

その雑然とした光景をただぼんやりと座って観ていたわたしだが、

ふと横に目をやると上手側に違う存在が同じく座していることに氣がついた。

 

その存在は高僧のような人間の5倍以上の背丈があり、

まるで仏像のごとく鎮座しているものの生きている温かさがある。

 

どうも人間ではなさそうなその存在は、

折り紙のように幾重にも織り込まれたような紙の衣装を纏い、

左手にはこれまた紙で出来た立体的な器のようなものを5つ重ねて持っている。

 

存在に氣づいたあと、

その場できこえていたはずの音がわたしの中で静かになった。

 

なんだかそこに居るだけで有り難そうな存在を観つめ、

自分のなかの思いが言葉ではなくこう沸き起こった。

 

『わたしも救われたい。恩恵をもらいたい。』

 

そう思った瞬間だった。

 

意識が踵を返した。

 

『いや、待って。

 

 あの存在とわたしは何も変わらない。

 

 あの存在がわたしを救えるんじゃない。あの存在が恩恵を与えるんじゃない。

 

 わたしこそが自分を救えるし、寧ろわたしじゃないと自分は救えない。』

 

そう思うと同時に、

何があっても動かないだろうと思われていた存在の目がさっと開いた。

 

わたしは思いを心で言い終わる前にはすでに席を立ち、

存在へと歩を進め近づいていった。

 

存在の目は最初少し周りを確認しつつも、

近づくわたしの目を一瞬たりとも外すことなく見つめ続けた。

 

その目は、何のジャッジもない優しい優しい目だった。

 

わたしが存在に完全に近づいた時、

存在はわたしと同じ背丈に変わっていて、

左手に持っていた紙の器を1つ外し手渡してきた。

 

くれた。

というより、預けた。

そんな感じがした。

 

わたしはそれを持ち、きた階段をのぼって帰った。

 

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現実と同じくして、

夢のなかでも意識的になるようなシーンが増えている。

 

夢の中で、

 

『本来のわたしの意識は確かここじゃないはず。どこから来たっけ…。』

 

と言い出し、夢のなかでどうも自分の状態に納得がいかない時がある始末だ。

 

今回の夢は、

それとは違う別角度ではあるものの意識的になった後の展開が面白かった。

 

起きてから夢の内容を自分なりに考えた結果、

 

階段を降りていくというのは潜在意識へのアクセスで、

大きく感じた存在を自身であると無意識中に認めることにより、

より深い部分で自分を許容し信頼へ導くような手段として夢を使ったのではないか?

 

という結論になった。

本当のところはわからんけどね。笑

 

紙の衣装というのも我ながら何ともユーモアが効いていると勝手に感心した。笑

 

たかが夢の話ではあるものの、

無意識の状態で意識的に自分の思いに氣づくという流れはここ最近で増えた。

それが不思議であり面白くて楽しい。

 

今日はどんな夢だろうかと今も思う。

 

最後に、

愛猫のトイレで夜中3時半ぐらいに起こされた瞬間、浮かんだ言葉を載せておくね。

 

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   全ての起こることは、起こるようにして、

 

   起こるように起こっている。

 

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なんともまどろっこしい言い方なのは自分の頭で考えていないからだと思う。

( "全ては起こるべくして起こっている" でいいじゃん…。と自分なら思うから。笑)

 

ただ、

その "起こること" は運命とかそういう話ではなく、

その "起こることの起点は全て自分にあるよ" というところがポイントみたいだね。

 

 

今、ホッとしてますか?

 

してなかったら好きな飲み物を飲んだり、

好きな音楽聴いたりしてホッとしましょ。

 

自分を安心させて、次の瞬間は、次の瞬間の自分に任せちゃいましょ。

 

みんなも面白い夢みてね。ではまた。

 

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