~ゆるふ らいふ~

緩んでホッとして我に還っていくわたしの記録

『選べる』というパワー

寝ているときに見る夢の内容を選べたら、どんなシーンで構成させる?

 

わたしだったら、軽やかに空を飛び回るシーンや和やかな雰囲気のなかで会話を楽しむシーン、あとは美味しいものを飲み食いするシーンを選ぶかな。

 

間違っても、誰かに追いかけられるシーンや恐怖で震えるホラーなシーン、虫が大量に出てくるような気持ち悪いシーンは選ばない。あとは、戦争のような暴力的なシーンも絶対に却下だね。好みじゃない。

 

どうしてこういう話をしているかというと、今がまさに夢のなかであってシーンは好きに選べるから。

 

『…いやいや。今は目が覚めているし、これは夢ではなく "現実" ですよ?』って思う?

 

でもさ、仮にここが夢のなかで自分が見たいシーンを選べるとしたら "現実" でも同じことができると思わない?

 

『思わない。だって、現実では実際に戦争だって起きてるじゃん。選べないよ。』

 

と、昔のわたしは思ってた。

けど、今なら選べることがわかる。

 

選ぶにはどうしたらいいかというと、戦争を伝える情報を遮断すれば自分が体験している世界に戦争は存在できないし、していないのよね。

 

『そんな子供だましな現実逃避をしちゃいけない。世界は今大変なことになってるんだよ!?ちゃんと情報を知って、大変な国の人たちに寄り添わなきゃダメだ!他人事じゃいけない!』って思う?

 

昔のわたしは本気でそう思ってたよ。

でもね、今自分の目の前のシーンには鉄砲で打たれて苦しんでいる人もいなければ、爆弾が空から落ちて死んでいる人もいない。少なくともこの事実をわたしは "現実" として体験している。

 

何が言いたいかというと、夢の中で夢を見ているとわかっている明晰夢のような状態でこの "現実" も取り扱えば、受け身ではなく自分で好むシーンを積極的に選びながら体験ができるよって言いたい。

 

恐怖で震えるシーン(体験)が悪いわけじゃないし、悲しさでいっぱいになるシーン(体験)が悪いわけじゃない。けど、もしそうではないシーンを選びたいなら、まず『自分で選べるんだ』と気づくことなんだよね。

 

安心したい。落ち着きたい。なら、テレビやネットを開いて阿鼻叫喚のシーンをわざわざ見に行く(体験しに行く)のではなくて、自分の目の前のシーンを安心で落ち着くシーンにしたらいい。

 

わたしなら、お菓子を齧りながら好きな飲み物を飲んで大好きなモノ探しのゲームをする。あとは、可愛い愛猫を愛でまくる。(今、愛猫を見たら毛布に頭を突っ込んで寝てた。息苦しくないのかしら…。)

 

もちろん阿鼻叫喚が好きな人は阿鼻叫喚できることを選べばいい。ほっとするのが好きな人はほっとすることを選べばいい。どっちでもいい。だって、選べるんだから自分の好きなシーンを選んで体験したらいい。

 

でも、選べることを忘れて無意識のまま自分の好まないシーンを選び続けていれば、いつの間にか好まない現実をたくさん体験することになるよっていうのは伝えたい。

 

恐怖に共鳴をして怒りに震えながら平和を叫んでも、平和にはならないんだ。

なぜなら問題にエネルギーを注いでいるからその問題が大きくなって現実化するだけだからね。

 

問題と解決のバイブレーションは違うから、解決したいときは土俵から下りよう。

自分の目の前を平和で心地よくすれば、違う糸口が見つかりはじめる。

そういうシーンを意図して選ぶと現実は平和になっていくし心地よくなっていく。

 

『この現実は夢だ』と目が覚めていれば、感情を揺さぶってくるあらゆることに飲み込まれずに自分で好みのシーンを選ぶことができる。とても逆説的だけど、それを知っていることが自分を自由にして、好きな現実を創り出せるコツだよ。

 

自分にとってのいい夢を自分で選んで、楽しく体験しよう。

そのためにも、自分には『選べる』というパワーがあることに気づくことが大切。

 

今日もとびきりのいい夢をみよう。

 

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今のわたしはチョコじゃなくて、アイスのシーンを選ぶかな(笑)