「明日のわたしに任せよう。」
眠れない夜に布団の中で呟くと、
見えないシャッターを下ろして "今日" に区切りがつく感じがする。
まだ起こっていないこと、
どうなるかわからないこと、
全てを明日の自分に託す。
できるはずだと期待を込めて目を瞑るのではなく、
『どうなってもいいよ。どうもならなくてもいいよ。』
そう言って全てへの信頼を伝えると不安が安心してお暇していく。
『どうなったって最後は最高に決まっているからね。』
託された想いの積み重ねで出現した今日のわたしが居る以上、
残念ながら明日がどうなろうと大丈夫でしかない。
そうやってバランスをとり、悩むネタがなくなる頃、
忙しかった思考も残念ながら止まるしかなくなる。
"今日" の閉店が決まった。
おやすみ。