~ゆるふ らいふ~

緩んでホッとして我に還っていくわたしの記録

人間くささ万歳

最近、イラッとした時に "イラッ" を噛みしめているわたしがいる。

 

『あ、今イラッとしてる。怒ってる。うん、イライラしてるねェ~。』

 

わたしがイラッとする場合は大抵、

自分の無価値感が刺激された時や頭が思う信念が達成されない悲しみからだ。

 

『あなたがそんな風に言うってことは、わたし、役立たずってことだよね?』

『こうしていたほうがいいと思うのに、なんで上手く行かないの!』

 

目の前の出来事に対して一瞬で怒りがピークに達したように見えても、

自分に対する前提がそもそも違っていて勝手に悲しくなってしまっていたり、

周りが良しとする前提に合わせて我慢に我慢を重ねた末の爆発だったりする。

 

出来事はただの出来事でしかなくて、

そこに対して湧き上がった感情の色は自分でつけている。

 

シンプルだけど自分と向き合わなきゃならないこのカラクリを受け入れられたのは、

どんな自分でもOKだと受け入れはじめた後かなり時間が経ってからだった。

あくまでもわたしの場合で、他の人たちにはそれぞれのタイミングがあると思う。

 

わたしも長年、誰かや何かのせいにして『怒り(悲しみ)』と付き合ってきた。

 

これ以上自分の価値を下げたくなくてたくさんの我慢で身を守ってきたし、

知ったかぶりやイジメられた経験がたくさんあるからこそイジメの加担もした。

 

でも、

怒りという悲しみをその出来事に置いたまま生きることで1番苦しいのは自分。

わたしは無意識に30年それを続けて誰も幸せになっていないことを嫌でも知った。

 

自分の弱さや卑怯さ情けなさ惨めさ小ささ、

『そんなものをもつ自分じゃいけない!』

と強く思って生きてきたわたしみたいな人たちにとって、

過去の出来事に自分でつけた色を確認していくのはとても勇気の要ることだネ。

 

ただ本当は、

人は全てをもつからこそ彩り豊かで何とも人間らしくてすこぶる面白い。

 

なぜ自分がその出来事にその色をつけたのか?

『怒り(悲しみ)』という感動をしっかり味わって、

自分にとって要らない価値観を手放す良い機会にしていけたらいいと思う。

その分、自分も周りも楽になれるから。

 

ハイ。以上、

さっき、みかんのカゴを戸棚に収納しようとするも何回やっても全然上手くいかず、

思わずカッチン💢きて思いっきりカゴを投げそうになったわたしからでした。笑

 

人間くささ万歳🙌✨