わたしにとっては、1年で1番多く人と会う正月が終わった。
1年前よりさらに気を抜いて過ごせた気がする。
ひきこもり初期の頃は、この年末年始が本当にしんどくてたまらなかった。
部屋にこもって誰とも会わないのだけれど、
その誰とも会えない自分が情けなくて泣いてたっけ。
たぶん、似たような人は多いと思うんだ。
1人暮らしならまだしも実家に居たりすると余計に孤独を感じやすい。
人は本当に1人だと孤独を感じないらしい。
たくさんの人が居るなかで1人になるからこそ孤独だと感じる。
それが起こりやすいのが年末年始かもしれないね。
2014~15年あたりのわたしに何か言うとしたら何かな。
と思ったけれど、たぶん何も言わずに抱きしめるかな。
同情や慰めとかじゃなくて、
その瞬間を生き抜いてくれていることに感謝して、
心でありがとうをたくさん伝える。
真っ暗だった年末年始がある。
だからこそ、
少し楽ちんでほんのり明るい年末年始のありがたさというか、
その光を自分で創り出せてこれたという確かな自信を感じる年末年始もあるのだ。
暗いからダメ、明るいから良い、そんなことは決してないと言える。
体験しているから自分でわかる。
全ては繋がる。
大丈夫、大丈夫。
あなたはちゃんとあなたを生きている。それで、大丈夫。