ちっちゃなことからやっていく~♪(チェッカ○ズ風)
『家事は女がするもの』
そんな環境で育ってきたわたしは、
父が洗濯物を干そうとするシーンを見る度に一瞬焦る。
父が洗濯物を干し出したのはここ数年の話でその姿が未だに慣れない。
ひきこもり以前のわたしだったら父が干す前に迷わずこう言うはず。
「あ、わたしがやるからいいよ。」って。
今考えれば、無意識に『そう言わなきゃ』と思ってたことにさえ気づいてなかったけど。
わたしにとって父は家事をさせちゃいけない人、というか、
させちゃったら『怒る』か『役に立たない娘(女)だと思われる』のがオチ。
そう信じて疑わなかったんだよね。
実際に子どもの頃、家事を手伝わずに怒られたり、
他の家の娘と比べられたりしてしんどかったのは事実だったから保身もまぁデカい。
でも、ひきこもりになってから勇気をもって父へ自分の意見を言ってみたり、
自分の弱さをさらけ出してみたりしているうちに、
『怒る人』『緊張をもたらす人』だけだった父がとりあえず『人』になった。
【その人が自分で決めて『やろう』としていることを信じよう。】
わたしがひきこもりになった後、すぐに。とはいかなかったと思うけど、
わたしの力を信じて待とうと決めてくれた親たちのアレコレを感じ取ってきた結果、
今度はこちらがそう思うことが増えてきた。
父が自分で洗濯物を干そうと決めてやろうとしているのだから、それでいい。ってね。
『任せちゃっていいのかな…』とは今もまだ一瞬思うし少し怖いけど、
そこは意を決して何も言わずに任せる勇気を出してる。
『家事をするお父さんが普通』の家庭からしたら、
何のことかサッパリわからないだろうなぁとも思うから自分でも興味深いや。
ちっちゃなことだけど、
このちっちゃなことの積み重ねでもっと自分を楽にしてあげたいんだよね。
何もしないっていう意味じゃなくて、
『やるかやらないか』を自分で決める自由さを自分で得ていく感じ。
朝からまた1つ、自由をゲットできたぞー。( ᐛ )و グッ