前回記事に6万円紛失!?の話を載せたけど、まだそれが起こるちょっと前、
車内はザ・ピーナッツのBGMでノリノリの時。
とある道の駅にソフトクリーム目当てでわざわざ立ち寄ったのね。
なぜなら母はソフトクリームが大好き!
しかもご当地の味とかじゃなくて、断然バニラ味ばっかりなんだよね。
濃厚で後味がよくてコーンがサクサク!そんなバニラソフトクリームが大好きな母。
母のおかげで父もわたしも美味しいソフトクリームにありつけた。
けど、今回新しくソフトクリーム屋さんの横にコーヒー屋さんができてたの!
ソフトクリームが巻かれる間、横からすごく香ばしいコーヒーのいい香りがしてさ、
もうソフトクリームとコーヒーを両手に持ちたいくらい『いいな!』って思った。
待ち時間にコーヒーの値段もこっそり確認してさ。
けどその時にはもう、ちょっと諦めかけてたね。今考えたら。笑
ソフトクリームが350円でコーヒーが380円。
『ソフトクリームより高いな…。』
別にソフトクリームと比べなくていいんだけど、なんか比べちゃって、
『さすがにコーヒーまでは贅沢過ぎかな…。』ってね、一瞬怯んだ。
わたし、一切お金を出さないし今までだったら我慢してたシーンなのね。
親に迷惑をかけるのが1番のタブーだったからさ。
けど、あんだけいい香りで『いいな!』って心から思えてさ、
しかも海が見える場所だからめちゃくちゃ『ここで飲みたい!』ってなったわけ。
だからソフトクリームを食べ終わった時点で、
「わたし、あのコーヒー飲みたい。
一杯350円ぐらいでちょっと高いけど…。(この時は値段うろ覚え)」
って言ってみた。
そしたら、運転席にいた父が、
「んじゃ3杯分。これで足りるだろ。」
って、財布に1枚だけ入ってた千円札をぴょいと渡してくれた。
母もすかさず、
「1,050円だからそれじゃ足りないし、3杯分だったら1人じゃ持ってこれないでしょ。」
って一緒についてきてくれた。
結果、コーヒーが飲めた!
キラキラ光る海面とテトラポットで泡になる波。
海を見ながらゆっくり飲もうと思ったけど、あまりにも風が強すぎて香りがわからず、
少しだけ外で飲んだあとは車内で香りを楽しみながらゆっくり飲んだ。
何のことはない小さいチャレンジなのだけど、
自分にとってはちょっと勇気が要ることって思ってるよりもたくさん散らばっててね、
1つ1つの囚われに気づいてはやってみてるんだ。
結果がダメでも言うだけはタダだしね。
今回の場合だと有り得ないけど、見知らぬ人に奢ってもらってもいいわけで。
そこに恥とかルールとかあるとまずお願いすることもできないだろうなァ…。
なんて想像するとちょっと心がザワザワする。笑
自分の枠は自分でしか壊せないから、壊せそうなところから1つずつやっていくよ。
『コーヒー1杯で可愛く悩まずに、好きなら何杯でも飲もう!!笑』
って言える意識の自分になりたいからさ。
そんなプチチャレンジの後に6万円の入った封筒がなくなったわけだけど、
『きっと大丈夫!』って思えたのも意識が『大丈夫』の状態だったからかもね。
どんな時でも自分を信頼できる状態を練習していくよ!