1週間ぐらい前から両親、特に母親に自分の気質を話していたせいか、
新聞のテレビ欄に載っていたHSPという単語に気づいて番組を観てくれた。
(わたしも一緒に観た。同じ気質の人の言う内容に共感して案の定、泣いた。笑)
一見ポジティブに見えたり、『甘え』とか言われるんじゃないか?と思って、
周りになかなか気質のことを言い出せないとか、
『あるあるー。』って思いながら観たよ。
1番共感したのは、HSPをネガティブに捉えていないと言ってた当事者達の言葉だね。
というか、そう捉えちゃったら人生終わっちゃうもの。強がりとかではなく。笑
自分では変えられないことだから周りに変わってほしいという話じゃないし、
気質だから何もしなくていいってことでもない。
(むしろHSPの人たちは何かをしたい!けど疲れて動けなくて自分を責めがちよね。)
自分で言うのもなんだけど、頑張り屋さんで優しい人が多いと思うのよ。
自分より周り→周りのことで手一杯→疲れて動けない→自己否定!みたいなループ。
そういう生きづらさに疲れた人たちが、
『何かヒントはないかな…。』『何か自分で出来ることはないかな…。』
って、必死に辿り着いてるのがHSPの話(ヒント)なんじゃないかなって思う。
もちろん、
全部気質のせいにするのではなく自分で価値観を変えたりすることもすんごく大事。
感覚が過敏で刺激を受けやすいとしても、
感覚を受け取ったあとに自分を傷つける思考でその後を対処するのか、
『いやいや!自分をダメだって捉えなくてもいいよね?』
って、1回自分をちゃんとフォローしてから先に進むのかでは雲泥の差。
そのために自分がどんな思考をしているのか?価値観をもってるのか?
を知ることはめちゃくちゃ大事なんじゃないかなーって思うよ。
それでも受ける刺激は強いから、
どうしたって頭が限界こえてボーっとして動かなくなっちゃって、
疲れて休まないといけないことだって出てくる。
そんな時こそ堂々と!休まなきゃならんと思うのよ。
そのまま運転なんかしてごらん…。考えただけでもオソロシヤー。
あと、
HSPの体力(疲れやすさ)を何に例えるとわかりやすいかなー?って思った時に、
スマホ(電池パック)がいいかもって。
充電して100%あるから余裕!と思って動いたのに、
自分では開いてもいないアプリ(感覚)が色々と起動しちゃって、
どんどん情報(刺激)を拾っていつの間にかスマホの処理能力(脳)を超えちゃう。
そして、自分でも思わぬタイミングで電池の残量(体力)がなくなって、
電源が切れちゃう。(身体が動かなくなる。ボーっとする。ふらふらする。)
HSPではない人は、必要なアプリ(感覚)しか起動してないので電池も必要以上に食わない。(体力が減らない)
分かりづらいかも知れないけど、今のイメージはなんとなくこんな感じかな。
これだけを聞くと悪いことしかなさそうな気質だけど、
感覚の1つ1つをこんなにも深く味わえるってラッキーなことだとも思う。
HSPはこの世界をより鮮やかに、より豊かに感じられる。
1粒の情報も逃さないよう、
テレビで例えるなら4Kやら8kやらで世界を捉えて感じて観てるみたいな?笑
もちろん個人差はあるだろうけど、そんな風に考えたほうが面白いし楽しい。
見えない苦労も多いからこそ、見えない喜びだって多いと思う。
自分の気質を知って、自分に優しくできる方法をゆっくりじっくり試してさ、
休みながらのんびり歩いていこうね~。