ばーちゃんの四十九日も無事に終わって納骨もでき、12月の始めから続いた色々な予定もようやくひと段落。
忘れないうちに年明け後に見た2つの不思議な夢の記録をしておこうかな。
新年一発目の夢は、ばーちゃんが声だけの出演。
「ゆきさ~ん、困ったぁ。身体がないのよ~。どうしよう…。お願い~。」
電池切れなのかシーリングライトのリモコンが動かない薄暗いリビングに座っていたら、右後ろからばーちゃんの声。
シーン的にはたったそれだけの夢だったけど、正直ちょっとびっくりした。
なぜならばーちゃんが死んだ直後から、
「ばーちゃんは死んだんだよ~。」「本当の自分に戻っていってね~。ホッとする場所にいてね~。」などと事あるごとに言い続けて3週間ぐらいは経っていたから、さすがに色々気づいているだろうと勝手に思ってた。
けど、全く予想してなかったところにまさかの「身体がなくて困った」コール。
夢から覚めたときはまだ深夜。布団の中ではあったけど内心ズッコケた。
寝起きのボ~っとしているうちのほうが伝わりやすかろうと思い、深夜だけど声に出して自分の想いを伝えておいた。
1.ばーちゃんの肉体は長年使い続けてきてもう使えなくなったこと。
2.肉体はないけど、死後であっても意識すれば自分が思う"自分"を創造することはできること。
3.生前「走りたい」と言っていたばーちゃんのこと。もし本当に身体があるような感覚がほしいなら一番元気だった頃の自分の身体をイメージしてみることを提案。
4.でも最終的にはイメージした"自分"すらもいずれ不要になって、本当の自分に還っていくだろうこと。
死んだことなんてないのに勝手にあれこれ言うなんて無責任かもしれないけど、今までの色々な不思議体験の末に『きっとこういうこと何じゃないかなぁ…』と思ってる考えをつらつらと話しといた。時間にして10分ぐらい、布団のなかでごにょごにょ言っといた。
後日、年明けに妹と会ったとき夢の話をしたら妹は既に3回もばーちゃんが夢に出てきたそうで、3回目はわたしと同じ日だった。
どんな夢かを聞いたら、葬儀場でなぜか棺桶の上に寝ているばーちゃんが生き返って、そして周りのみんなが歓喜!みたいな夢。
それを聞いた瞬間に思ったのは、「あっちの世界で目が覚めたのかな?」ってこと。
目が覚めたら肉体がないことに気づいて困ってわたしのほうに出てきたのかな?って。
全然見当違いかもしれないけど、なんかそんな風に思ったんだよね。
変なところで妹と連係プレーができたような感じがして、自分が伝えられることはばーちゃんへ伝えたし、この夢についての考察は一応終了した。
2つ目の夢については長くなるのでまた今度。
夢って予期せぬコンタクトや不思議体験ができるツールなので本当に面白い。