~ゆるふ らいふ~

緩んでホッとして我に還っていくわたしの記録

不完全だからこそ完全

1ヶ月ちかく愛車を動かす気力がなくて、庭に置きっぱなしの愛車を久しぶりに動かしたら、置いていた場所の地面だけが草1つ生えずに四角く茶色にハゲてた。草刈り要らずのラッキーゾーン爆誕で草。

 

そんなハゲを生み出しながら久しぶりにどこへ出かけたかといえば、眼鏡を作りに眼鏡屋へ行ってきた。

 

すこぶる視力が悪いわたしは普段ハードコンタクトを使っているけど、5~6年ぐらい前に作った眼鏡がどうにもこうにも使いづらくて、いつか買い替えよう…と思っていたところ、別件で行かなきゃいけない場所の近くに眼鏡屋があると気づき、まずは眼鏡屋へ行ってみようと思ったのだ。

 

威勢だけはいいけど何処でもかしこでも緊張しいのわたし。『とりあえずどんな眼鏡があるか見るだけでも…』と思いながら眼鏡屋へ乗り込み、あれこれとフレームを試着していたら店員さんがきて、受付を促され、名前を書いた勢いで眼鏡を作るという欄に〇をつけてしまった。

 

もちろん眼鏡は作りたい。けど、ここは初めて来た眼鏡屋。いい眼鏡があるかどうかわからない状態で○をしてしまった…。と内心の焦ったが、そんな焦りは見せぬように視力検査が始まるまで必死に展示してある眼鏡(フレーム)を片っ端から選んで試着しまくった。

 

色々と試着した結果『大体こういう形が自分の顔には合うっぽいな…』というぐらいはわかったけど、これだ!と思うような眼鏡に辿り着く前に視力検査へ呼ばれ売り場から無念の撤退。コンタクトを外してしばし目を休憩させてから検査開始。

 

案の定、視力の悪さが際立っており「眼鏡で矯正できるギリギリかもですね…」と店員さんを苦笑いさせることに成功した。

 

前に作った眼鏡の度数が少し強かったのか、長時間かけていると気持ちが悪くなってしまうこと、下を向いたらケミストリーみたく眼鏡が落ちてくること、顔の輪郭が眼鏡の縁に映ってしまい最高にダサいことなどの使いづらさをつらつらと述べて、少しでもそれらがなくなってほしいと店員さんへ伝えたが、「限度はある。」という真実が無事に突きつけられて結局できあがりは眼鏡屋様への神頼み。

 

検査終了後、再びコンタクトを装着してから今度は店員さんを交えながらのフレーム選び。

 

自分が目星をつけていた眼鏡は、横からみたときに目とレンズとの間に高さがあるため歪みが出やすいと指摘され、あっさりと落選した。自分がもっていた手数が少なすぎたため、「どんなのだったらいいですかね…」と店員さんに縋ることに。

 

「こういうのは…」と数点見繕ってくれた眼鏡のなかに、形も色もまぁまぁ良さげなものを見つけることができたので、色違いのものを繰り返し試着してようやく決められた。少し主張が強めな眼鏡を選んだけど、どうせ眼鏡をするなら『わたくし!眼鏡をかけてますっ!』ぐらいのほうが潔くていいような気がしてそれにした。

 

最近、眩しさが気になるのでオプションをつけ、薄くカラーが入ったレンズにしてもらった。主張強めの眼鏡に今までつけたことのないカラーまで入った眼鏡。出来上がりに1週間ぐらいかかるようだけどどうなるかドキドキ過ぎる。視力の悪い人ならわかるはず…。眼鏡というものは、試着の感じと出来上がりがけっこう違うことを。

 

何につけてもよく感じるけど、

わたしの頭は常に思ったとおりの完璧!を求めてしまう。

けど、100%完璧は絶対にない。

わかっているのに、頭は現実をコントロールしようといつも必死だ。

 

そこに気づいているだけマシなのかもしれない。

 

今回の眼鏡選びも、不完全だからこそ完全な世界なのだと白旗をあげながら『とりあえずやってみる』という最善はできた気がする。そんな自分の地味ながらも出した勇気を抱きしめて褒めたい。

 

眼鏡の引換券をもらって別件の用事も無事済ませ、ハゲていない場所に愛車を停めて無事帰宅。眼鏡を受け取りに行く予定が入ったから、今度は地面がハゲないうちに愛車を使ってあげられそうだ。

 

いま持っている使いづらい眼鏡と激似

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