一部であり全て。
それはまるで点描画のように、
1点たりとも無駄がなく、
それなくしては完成し得ない絶妙な配置。
しかも、
その1点が動く度に刻一刻と全てもまた変化をし、
常に新たな絵が創られていく。
わたし(点)は一部だけど、
わたし(点)は全てでもある。
全ての中で生き、
全てにとってなくてはならない一部がわたし。
全てにとってなくてはならない一部があなた。
全てにとってなくてはならない一部が全ての命。
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全てに生かされている感覚と、
自分が居るからこそ全てが描かれていく感覚。
このバランスがとれていないと、
人は無意識に誰かや何かを攻撃したり、排除をしようとしたりするようだ。
それはもちろん、他人に限ったことではなく自分に対しても同じ。
1人ひとりの点が、
どれだけユニークで色鮮やかで、唯一無二の素晴らしいものかを知ってほしい。
『自分のようなちっぽけな点が1つあったところで何も変わらない』
と思った瞬間にだって、全てはもう変わり始めている。
一部という名の全ては何もジャッジをしない。
ただ、それに合わせて変わるだけ。
点の望み通りに動くだけ。
一部であり全てであるわたしたち(命)こそ、描きたい絵を自由に変えられる。
こんな世界のタイミングだからこそ、
自分という点をもっともっと愛してほしいと心から願う。
画竜点睛って言うじゃない。
別に竜である必要はないけれど、どんな点もそれぐらい尊くて大切。
このことに氣づけたらこの世界はもっと面白くなると思うんだ。
排除も攻撃もコントロールも何もいらない。
全ての点が調和している安心で壮大な幸せの絵、
みんなで楽しく創っていけるよ。
何て言ったって、その絵の描き手はわたしたち1人ひとりなのだから。