~ゆるふ らいふ~

緩んでホッとして我に還っていくわたしの記録

恐れ回避型の愛着障害

タイトルの通りだけど、ここ数年悩んでた原因がたぶんコレだった件。

 

心身のひきこもりから脱するために、内観しまくったり少しずつ自分ができそうなことから勇気を出して行動してみたり、自分が出来得ることを時間をかけて色々やってきた約9年間。

 

でも、5年ぐらい前から薄々感じてて、ここ2~3年は特に感じてたことがあった。

 

色々な変化はあるのに、何かこう…根本的な怖さがずっととれない感じ。

 

たしかにネガティブを引きずる時間は短くなったし、やってみようと思ったことを大事にして実際に行動できて結果も良かったとか、見える部分の表面的なことはとても順調で、言葉を選ばずに言えば「良くなってる」「安定してきた」。

 

なのに、生きてること自体がひどく怖くて苦しくて、なんか虚しい。

 

この部分だけをとってメンタル的な疾患を調べたり、20歳あたりで経験した「うつ病」と比べたり… もちろん素人判断は良くないしできないけど、病気とガッチリ結び付けられるような状態じゃないなって感じてて「どういうこと?意味わからん…」って感じが長らく続いてきた。

 

心の土台的な部分。

「安心感が作られてないんだろうなー」とはよく思ってたし、その安心感を作るためにも自分で出来ることを色々やってみて、あわよくば今まで自分に与えられなかった愛が少しずつ浸みこんで土台となっていけば、そこを足掛かりにもっと生きやすくなるんじゃなかろうか?と考えてた。

 

もちろん、そこでフォローできる部分もあったと思うから今みたいな基本的な生活というのか、以前のように病的に自分のことを責めたり全てを拒絶したりするようなことはなくなった。

 

そこからの「今」となるんだけど、改めて愛着のことを調べていったら愛着障害のなかでも特に面倒くさい「恐れ回避型の愛着障害」であることが濃厚になってきた。

 

愛着障害については色々な情報が出てるからここでは説明しないけど、「恐れ(不安)」と「回避」の型が混じった人たちが経験するのが「人との関りをもちたい(愛し愛されたい)けど愛されると怖い」という矛盾。それと「強い孤独感」。

 

過去を振り返ると本当にそんな具合。「人はいつか裏切る」と思う反面、「わかってほしい(理解してほしい)」が同居してる。

 

自分から近づいていくけど、ほんの少しのことで傷ついて相手のことが怖くなってしまって「もういい」と自分から関係をリセットしてしまうのも常。

 

過去あったことでいうと、携帯を初めてゲットして専門学校へ行ったのち、クラスメイト全員の連絡先を知ってるぐらい表面上では誰とでも上手くやれてるように見えるけど、本当は「誰にも興味をもてないし、分かり合えるわけもないし分かり合いたくもない(深い関係になった後に傷つきたくない)」と感じて、卒業後は誰とも連絡をとらず、少しずつ消していった連絡先も1年後あたりには全て消した。

 

繋がりが消えたことに安心してる自分と、どの瞬間も本当の繋がりがもたらす安心感を感じられない虚しさに辟易してる自分。

 

今も友達と呼べる人は1人もいないけど、しょうがないし面倒くさいから別にいいやって思う自分と、何で他の人は他人のことを信じられて、尚且つほどよい距離感で一緒に生きていけるんだろう…いいな。って思う自分がいる。

 

愛着障害についてはまだまだ勉強中だけど、同じ型の愛着障害をもってたカウンセラーさんが「地獄」と表現してて、そのとおり!と思ったね。

 

愛着障害は疾患ではないけど、人間が人間のなかで生きていくうえで必要な土台ができてないまま色んな問題にぶち当たっていくから、二次的な精神疾患へと繋がりやすい。

 

わたしはこれまで主に二次的なところをケアしてた段階なんだと思う。

 

今後はこの土台のところと膝突き合わせて、また二次的な状態に陥らないためにも自分ができることをやっていこうと思ってる。

 

ただ「治る」というものではないので、自分の状態を丸々受け入れて、生きるのが少しでも楽になりそうなものは何でも使って土台を創り続けるって感じかな。

 

何となく土台がない感じ。という感覚から、「恐れ」と「回避」が混在してるんだなと具体的な自分の状態がわかっただけでも、少しホッとしてる。そりゃー生きづらいわwwって余計に自分のことを広く受け止められる感じかな。

 

なかなかハードなコースが続くのは変わらないけど、自分を一つずつ紐解いていって、人生をやり切りたいなって強く思う。強く思わないと正直やってられんw

 

矛盾をかかえて常に摩擦ヒャッホーな面倒くさい自分だけど、似たような感じで頑張ってる人たちも多いと思うから、わたしも自分にめげずにゆっくりゆっくり頑張るよ。

ここまで見てくれてありがとう。

 

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