~ゆるふ らいふ~

緩んでホッとして我に還っていくわたしの記録

毎瞬が正月だっていいじゃないか

ここ数年も感じてはいたけど、こんなに特別感のない正月は今回が初めてだったかも。

 

きっと、毎瞬を意識して過ごしているからだと思う。

毎瞬が特別なわけだから、正月だろうと何だろうとあまり関係がないように感じた。

 

正月ならではの料理や雰囲気も全力で楽しむけど、何でもない日の卵かけご飯を食べるときも全力だから感動は一緒。言葉を変えるなら、毎日が正月。

 

自分と向き合う前はこれと真逆だった。

 

日々、色々なことをテキパキとこなしているはずなのに、毎日が同じことの繰り返しに感じられてただただ虚しかった。だから、非日常的な瞬間だけを重視して特別感を演出していたのだと思う。

 

毎日が同じだと感じるときは外側を見て過ごしているときが多い。

自分の『今この瞬間』を味わうことを忘れていると、外側に大きな刺激を求めていく。

 

味わうこと自体を忘れていると大きな刺激がきたときに味わい切れず、更に大きな刺激が必要になる。そして満足感はいつも薄いのだ。

 

『今この瞬間、自分の意識はここにあるか?』

『今この瞬間、自分は何を感じているか?』

 

こまめに自分へ聞いてあげるだけでも毎瞬の、延いては毎日の充実感が変わる。

自分が自分に寄り添っている安心感のなかで全てを味わうことができる。

内側の変化をしっかり味わえば、外側の変化だけに期待しなくてよくなる。

 

毎瞬が正月だっていいじゃないか。

毎瞬、内側も外側も本当に全てが変わっていると気づいたら、初日の出じゃない太陽を見るときも同じようにきっと感動できるよ。

 

特別じゃない特別感はいつだって自分で創れるんだから。

 

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