~ゆるふ らいふ~

緩んでホッとして我に還っていくわたしの記録

自分の欠片

自分に対して相手が違う意見をしてきたとき、誰かや何かの正解を自分が握りしめていると自分を否定・攻撃をされているような気がして深く悲しくなったり怒りが長引いたりする。

 

もちろん意見ではなくて、単に自分をコントロールしてくるような言葉なら怒りがわいて当然だし怒って当然だと思う。イヤなものはイヤだからね。

 

ただし【自分に自信がない人】には、他人の意見が往々にして否定・攻撃と映ることがある。わたしもしょっちゅうある。笑

 

あるだけならいいけど、大抵は長い時間ずっと頭をぐるぐるしてしまうのがすこぶる面倒くさい。ただ今回は、頭が静かにならない時間を経てふと閃いた。

 

『あー、これもコインの裏と表か。』って。

その途端に頭が静かになったのでこれは使えるなーって思った。

 

言葉自体はよく聞くと思うのね。コインの裏と表みたいにどちらも必ず対で存在してるよ~って意味で。裏と表の例をざっくり挙げると、

 

女と男

月と太陽

上と下

陰と陽    みたいな感じ。

 

自分の正解に自信がないまま誰かの正解を握りしめてると、どうしてもその正解を【絶対】にしたくなるから排他的にもなる。『相手は間違ってるから自分に合わせるべきだ!』ってね。

 

でも、『自分には自分の正解があって相手には相手の正解があるよねー』って、自分に軸を置いたままOKが出せるようになると【絶対】はないってわかってくる。

 

自分に自信がないチームは、自分の軸に自信がないのでここ辺りに気づけると自分の心の自由さが広がると思う。(気持ちどん底の人は急がずただリラックス)

 

ここからは意識の深堀なんだけど、どうして対で全てが存在するのか?は、上の例を見ると『まァ確かにそうだけどねェ~』とは思えても実際本当にそうなのか疑問の人もいると思う。

 

わたしの場合は1度感じた大きな意識の感覚から、コインの裏表の話も『あ~確かに、あの意識には一切のブレがなくてバランスが瞬時にとれてたわ。』って思えるもんだから勝手に合点してるんだよね。

 

一応テキトーな例を出すと、

『赤色が好き!』っていう音が生まれたと同時に『赤色が嫌い!』って音も生まれる。

『風邪が怖い!』っていう音が生まれたと同時に『風邪が平気!』って音も生まれる。

って感じね。それはそれは瞬時に同時に。

 

自分に自信がない人たちだけではなくて、ほとんどの人たちも何か自分と違う意見が出たときに、正解か?不正解か?良いか?悪いか?とかのフィルターをかけて見ているジャンルがあると思うのよ。自分に自信がないチームはそこに拍車が掛かるだけの話で、基本的な見方はほぼ一緒だと思ってる。

 

何かにつけて白黒つけたい人間世界的には大変残念なことだけど、静かな意識の状態で観るとやっぱり全てはただ在るだけであって、豊かさでしかないというねー。笑

これは頭ではわかってはいても腑に落ちた状態で目の前の現実を見られるか?ってなったらまた別の話だとしみじみ思う。

 

ただ今回は、時間がかかったけど本当に自分が感じたい世界にすることを1つ成功できた。知識を智慧に変えられたら瞬時に癒されるってこともわかったのですごく嬉しい収穫だったよ。

 

ぎこちなくとも1つずつ、これからも丁寧に自分の欠片を拾っていきたい。

 

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