~ゆるふ らいふ~

緩んでホッとして我に還っていくわたしの記録

いいんだよ(お金編)

夕方、空が青くきれい過ぎたのでふらっと散歩へ出た。

目的がないと楽しくないので、今日はまだ行ったことのなかったドラッグストアへ。

 

道を隔てた反対側から聞こえる下校中の小学生たちの声を聞きながらサクサク歩く。

上を見上げるとクモの巣にパッとかかってしまった蛾。

足元に目を落とすと久しぶりに見た懐かしい枝。子どもの頃によく拾った枝だ。

 

買い物が目的ではないけど『ここへ行こう』という場所があるほうが道中も楽しい。

ただやはり、店に寄れば寄ったで何かしら買いたくなる。

 

今日は迷いに迷って顔のパックを買った。

パックなんて何年ぶりだろう?いや、自分で買ったの初めてじゃないかな?

 

なんだかいつもやらないことを無性にやってみたくて、エイヤ!とカゴに入れた。

 

それに、ちょっと高めのケーキみたいなお菓子も見つけて『食べてみたい』と思った。

普段なら値段を見て選ばないはずだけど、今日はそれもエイヤ!とカゴに入れた。

 

気になった物、試してみたい物、体験したい物、全部意味は一緒だけど、

1つ1つ選んで買い物を済ませ帰ることにした。

 

陽が落ちて車や標識が赤く眩しくキラキラしている間を歩きながら素直にこう思った。

 

『こんな感覚でお金を使えるなら、お金、もっと欲しいな。笑

 やっぱり、お金が欲しい。(お金で欲しい物が買えて嬉しい)

 と思えるのって、"生きたい" にフォーカスしているからだな。』って。

 

何を当たり前のことを言ってるんだって思われるかもしれないけど、

新しいお菓子にせよ、新しい顔パックにせよ、新しい体験をしたいと思えるって、

こんなにも幸せなことなんだなァって改めて思ったんだよね。

 

自分を楽しませるために使った今回の『ドラッグストア』じゃないけどさ、

目的のためにお金って使う物だし、そのためだったら頑張れることもあると思う。

 

わたしはずっと生きてることへの罪悪感と共に生きてきて、

仕事をしている時でさえもお金を使うことに大きな罪悪感を感じてた。

(その時はもちろん無意識だったけどね。)

 

欲しいものを買ったとしても罪悪感、誰かに何かをあげてもどこか犠牲的。

だからいつの間にか、お金は自分を苦しめるものになってた。

 

でも今日は、素直に自分の未来にお金を使えて嬉しいなって思えた。

 

大袈裟かもしれないけど、また1つ自分に『いいんだよ』って言えた気がして、

本当に嬉しかった。

 

未来の不安を埋めるためだけ、自分の無価値感を埋めるためだけ、

そんなお金との付き合い方が、

ようやく意識できるところで少し変わってきた気がする。

 

今までの生き方がすごく極端だったからこそ、今わかることがたくさんある。

 

お金は必要だから欲しい!じゃなくて、

自分が嬉しいからお金が欲しい♪ っていい感覚だね。笑

 

大事にする。

 

そんな体験ができて今日も幸せな日だった。

顔パック、愛猫に怖がられないタイミングでやってみるね。

 

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