6月、あけましておめでとうございます。
「毎月1日は正月だ。」
と、死んだじーちゃんが言っていたので今日は正月。
月が変わるだけなのに少し氣分も変わる面白い考え方だから氣に入っている。
そんな目出度い正月にマスクをつけて外へ出る。
新コロのためではない。
今日はPM2.5が非常に多いとの予測が出ていたので一応つけてみたのだ。
そんな格好をしてまで何をしに外へ出たかと言えばこれだ。
春ウコンの花。
(追記…ピンク色の部分は苞葉(ホウヨウ)。花は黄色の部分。)
庭の隅っこで可愛く咲き並んでいるものだから、どうしても撮りたくなった。
春ウコンの正式名称は姜黄(キョウオウ)。
ワイルドターメリックとも呼ばれているんだってさ。
ピンク、黄色、緑のグラデーションが毎年可愛い。
成長すると大きな葉が茂るが、その葉はもふもふした触り心地でこれまた面白い。
カレーなどに使われているウコンは、
クルクミンが豊富な秋ウコンと呼ばれる種類で白い花を咲かせるようだ。
一方、春ウコンは精油成分やミネラルが豊富で主に生薬として使われる。
可愛い花だけではない魅力が満載なのが余計に興味深い。
正月早々良いものが見られた帰りには6月らしい花もパシャリ。
隣に植えてあるバンマツリの勢いに負けそうで心配していたが、無事に開花していた。
土の成分で花の色も変わるようだが、
ちょっとしたグラデーションが出来上がっていて美しい。
花びらをじっくり見ることもないので近くから撮ってみたの図。
1枚1枚、よく出来ている。
最後に、同じくバンマツリの横で頑張るミニ薔薇。
外では育たないと花屋さんから言い切られたのに、
母が容赦なく地植えをしたら毎年咲き続けるという奇跡を見せている。
雨が印象的な6月だが、雨ばかりではない豊かさが嬉しい。
さらに今朝は母から目出度い話も聞いた。
昨晩、たしかに母の足元で仕留められて息絶えたはずの蝿さん(前記事参照)が、
なんと、今朝生き返って自ら外へ出て行ったと言うではないか…!
どうやら、叩かれたものの気絶をしていただけの蝿さん。
なんという波瀾万丈の人生、いや、蝿生だろう。
きっとまだその命でやることがあったんだね。外での活躍を祈っているよ。
命の展開を面白く彩る目出度い6月の正月。
みなさんもよいお月を。
(これは5月末に撮った愛猫の写真だけど、後脚の目出度さが最高。おめでとう。)