~ゆるふ らいふ~

緩んでホッとして我に還っていくわたしの記録

そこが1番大事

昨日と今日、

玄関掃除を嗜んでみたところ思ったよりキレイになって大満足。

 

日頃、小まめに掃除しないおかげで泥汚れやクモの巣が大繁盛でね。

タワシ、歯ブラシ、アルカリ洗剤(重曹とか)、タオル等を使って夢中で磨いた。

 

外の水道から引っ張っているシャワーを片手に、

テレフォンショッピングばりの汚れ落ちを母に披露しつつ、

ついでにドヤ顔も披露しといた。

 

汚れが落ちてタイルの色がバシッと浮き上がってくる快感で、

ついついやり過ぎてしまった結果、腰やら足が重めの筋肉痛。

ただし悔いはなし。

 

 

身体が持つか少し心配だが、明日は7~8年ぶりに餅つきをやる予定だ。

 

杵と臼。

 

代々受け継がれてきたうちの臼は、

ゆすの木(イスノキ)で作られ150年以上経っている。

 

今回、久しぶりの登場でだいぶ埃をかぶってしまっていたが、

子どもの頃から親しんでいた道具たちは洗うと今すぐにも使えそうだった。

 

今日は、かまどで使うせいろを初めて洗った。

 

2日ほど前に、

『せいろ、洗っていいんだよ。』

と自分に許可を出した途端、なぜか涙が出て止まらなかった。

 

他人が聞けば不思議な話だろうが、

わたしこそ何故泣いたのか分からず戸惑った。

 

身の回りの大人たちしか知らない餅つきの準備や段取りの世界。

 

そこに自分が加勢をする段階になったこと。

それが嬉しかったのか、それとも何らかの心のロックを解除したからなのか。

 

何だかいまいち掴みきれなかったからこそ、今日はせいろを洗ってみた。

 

別に涙は出なかったけど、たぶん見えない何かは変わったはずだ。

そして、そこが1番大事だと思っている。

 

 

搗きたての餅は最高に、そして最強にうまい。

美味しい餅のために明日は早起きして冷たい空気を吸うつもりだが、

寝過ごしても良しとしよう。

 

今日頑張った身体に感謝しながら休み、

明日のわたしにバトンタッチしたい。