冬至。
家中が柚の香りで満たされる。
柚子湯に浸かり、どの柚の香りが1番強いか嗅ぎ比べてみるも、
そんな器用な鼻でもなく全てから柚のいい香り。
『今年も元気で柚子湯に入ることができたなァ』
なんて思うのは歳のせいか知らないが、
香りもその瞬間も存分に満喫した。
風呂上がり。
そのままで十分に甘いカボチャをつまんだあとは、
チューハイでこの瞬間に乾杯。
お歳暮のハムとピザポテトという肴のおかげで、
柚の匂いは吹っ飛んだものの寛ぎの記憶は消えない。
季節を感じることは変化を感じることであり、
変化を感じることは "生きていること" を感じることかもしれないね。
幸せだ~。