~ゆるふ らいふ~

緩んでホッとして我に還っていくわたしの記録

糸電話

今日は朝から夕方まで太陽の日射しが降り注いでいました。

完全室内飼いの愛猫は窓辺で日光浴。

下半身をくたんと床につけて寝そべり、とても気持ちよさそう。

 

真剣に庭を見る猫の目。

何が見えるんだろうなぁ。と一緒に日光浴。

体育座りをしながら手のひらに日射しを握ってみる。あたたかい。

 

ふと庭に目をやると枯れ草同士に蜘蛛の糸が渡っていました。

風に揺れるたび、太陽の光が糸に反射して左へ右へ。右へ左へ。

きらきらゆらゆら。

まるで枯れ草たちが糸電話をしているようです。

 

その枯れ草よりもう少し下に目をやると小さな緑色の植え込みがあります。

そこに真っ直ぐ刺さった赤色と黄色がきれいなグラデーションの葉っぱ。

まるでインディアンの髪の毛についた羽飾りのよう。

 

もう少し近くにあるイヌマキの木からは青々とした若葉が元気よく芽吹いています。

あまり日射しがあたらない下の方でも芽吹いており、若葉を真上から覗けます。

噴水型のそれはなんだかヤシの木を上から見ている気分にもなりました。

 

諸行無常

 

いつもと変わらない庭だけど、変わらないと思っているのは自分だけ。

ちゃんと毎日変わっている。

その変化を楽しめた自分もまた、次の瞬間には変わっていく。

 

猫の目はどんな世界を見ていたのかな。

見ている世界はみんな違う。

面白いね。